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1993年頃、ロードレース出場に向けて名古屋の友人H氏からロードレーサを借りて、毎日の様に乗り回していました。TVT92のカーボンフレームに軽量パーツで組んだ自転車で、BBにはチタン製のスギノギネスが取り付けられており、紙の様に軽かったのです。ある日、信号待ちからの発進で思い切り踏み込んだところ、「ゴキッ」と言う音と共にBB軸が折れてしまい、大変焦りました。幸い、H氏のご尽力でメーカにクレーム処理して貰う事ができましたが、もし有償だったなら数万円していた筈です。これがチタンパーツとの相性の悪さの始まりだったのかもしれません。